。SFFのみです。従来のツールで編集できるので、新Mugenのアドオンを弄りたい方は使ってみてください。あーちなみに書いていて気づきましたがライフバーのSFFは入っていません。某SFFv2をSFFv1にコンバートできるツール(nomen)を使ってみると、元々SFFv2で作られたものはコンバートできないっぽいので画像だけ抽出してSFF移植は全て手作業でやりました。ライフバーは単純に忘れてただけですがめんどくさいのでやりません。ライフバーをいじるなら私が公開してる他のライフバーから作った方が早いと思います。ちなみにnomenツールはSFFv1→SFFv2としたものをSFFv1に戻すことはたぶん可能ですが、公式で作られたSFFv2ファイルは無理っぽいです。SFFv1をSFFv2にコンバートするのもまだ対応していないと思います。エラー落ちしちゃうので。
新Mugenでは、
localcoordを変えることにより、重力値も変化するという仕様は以前にも話したことがあると思います。
今回、これについてもっと詳しく調べてみました。
まず先に話しておきたいのが、
localcoordで変わらないもの についてです。
★速度(vel)VelsetやVeladdで指定した値はlocalcoordを変化させても変わりません。例えば、ジャンプしてから着地まで30Fかかるとすると、localcoordを変えたとしても同じ30Fのままです。
★重力(yaccel)gethitvar(yaccel)で参照できる
[movement]で指定されたyaccel値のことです。commonファイルでよく使われます。これも実は変わりません。ただし、
自分の状態が喰らい状態でないとき に限ります。
簡単に言ってしまえば、
自分の状態が喰らい状態でないとき はlocalcoordを変えても速度・重力などのキャラの性能自体に変化はないということです。
そして次に、
localcoordで変わるもの についてです。ここからは詳しく説明したいので1つ1つ区切っていきます。
★相手とlocalcoordが違う場合の速度参照値例えば自分が
L400(localcoord=400)で相手が
L800の場合、自分は
5の速度で移動していたとしても、相手がこちらの速度値を参照すると
10の速度で移動していることになります。基本的に自分と相手のlocalcoordは揃えると思うので気にしなくていい仕様ですが、一応計算式は
設定速度×(自分のlocalcoord)÷(相手のlocalcoord)となっています。これは自分が相手の速度を参照した場合です。
★攻撃ヒット時の相手側の重力値攻撃を当てた場合限定で、相手の重力値がこちらのlocalcoordにより変化します。例えば
L400と
L320で同じ浮かせ攻撃を当てた場合、
L400の方が重力値が高いため相手が早く地上に到達します。あくまで
こちらのlocalcoordが影響するので、相手のlocalcoordによる変化はありません。重力値変化の計算式は
0.35×(自分のlocalcoord)÷320※0.35はHitdefのyaccelの初期値
です。
L400の場合は 400÷320=1.25 で、通常の1.25倍の重力値になります。
ただし、これは
Hitdefのyaccelを設定しなかった場合 のことで、設定すればlocalcoordに関わらず常に一定になります。つまり
yaccel=0.35 と書いておけばlocalcoordを変えても浮きの高さは変わらなくなります。
★地面バウンドの初速度以前乱入者さんの記事にもありましたが、localcoordを高くして相手に攻撃を当てた場合、びっくりするくらい地面で跳ねます。

こんな感じに。
L400ではそこまで目立ちませんが、やはりバウンド速度は違っているのでコンボに影響が出たりします。これの計算式は
-4.5×(相手のlocalcoord)÷320※-4.5はHitdefのfall.yvelocityの初期値
です。
L800だと通常よりも2.5倍の早さでバウンドしています。今度は自分のlocalcoordではなく、
相手(喰らった側)のlocalcoordが影響します。これも
Hitdefのfall.yvelocityを設定しなかった場合 のことなので、設定してあげれば一定になります。ちなみにこのバウンドのステート[5101]中は攻撃側のHitdefのyaccelから解放されているため、ステート[5101]で指定した重力値がかかります。初期値は0.4です。これは先述の通りお互いのlocalcoordに関係なく一定です。
※注意※ただしこれは、
WinMugenのcommonを使用していた場合 のことです。新Mugen付属のcommonファイルは色々と書き換えられており、ステート[5101]の重力値は
[State 5101, 6] ;Acceleration
type = VelAdd
trigger1 = 1
y = Const(movement.down.bounce.yaccel)
となっています。この
movement.down.bounce.yaccel というのは新Mugenの
[movement] で新しく設定できるパラメータであり、自分のlocalcoordによって自動的に変化します。例えば
movement.down.bounce.yaccel(地面バウンド時の重力) は初期では0.4ですが、
L400になると1.25倍の0.5となります。

このように同じ攻撃を当ててもバウンドしません。ただしこれは、通常の4:3画面とワイド画面(15:9&
L400)とで同じバウンドにしたいときには
向かない処理です。つまり
新Mugenのcommonファイルは使わないでください。特にトレモキャラには必ずWin用のcommonファイルを使うようにしてください。そうしないとトレモキャラ相手にコンボを組み立てる場合、
L320と
L400で同じコンボができなくなります。
まぁ元々「localcoordを400にしてワイド画面で遊ぶ」なんてのは想定外の遊び方なので、いずれこんなことをしなくてもワイドで遊べるようになったときに新Mugenのcommonファイルを使うようにした方が現状では良いです。
ちなみに、私の本サイトの方の解説でステート[5101]中の重力値を
y = 0.4 * localcoord / 320.0にしてくださいと書いてありますが、これは厳密には
間違いです。ただ新MugenでWin用のキャラと遊ぶ場合、相手側ではHitdefのfall.yvelocityを設定していないことが多いので、このような処理をした方が多くのキャラに一応対応できるといった感じです。
まとめると、4:3画面(
L320)とワイド画面(15:9&
L400)でキャラの仕様を変えることなく遊びたい場合は
★Hitdefのyaccelを設定する。(基本は0.35)
★Hitdefのfall.yvelocityを設定する。(基本は-4.5)
★新Mugen用のcommonファイルをWin用のものに変えるこの3つです。最後のは新Mugen用に作られたキャラにはマイナスになる可能性もありますが、こうした方が現状では良いと思います。特にワイド画面でトレモキャラ相手にコンボ練習する場合は必ずWin用のcommonファイルを使うようにしてください。